過去ログ - 春香「ウルトラマンプロデューサー?」
1- 20
19: ◆Vv8bfEvpt.[saga]
2013/03/26(火) 14:56:18.43 ID:fh/Rkciy0
「おっと危ない!!」

 声が聞こえてきたかと思うと、ポッスと春香の体を受け止める。

「君、大丈夫かい?」

 声からしてどうやら男性が受け止めてくれたらしい。
 転ばなかったことはいいのだが、春香の心情はそれどころではなかった。

春香(う、ウワァァァァァァ!! ま、まさか、男の人に助けてもらうなんて、う、う、う、……恥ずかしい、絶対変な子だって思われたよ)

 恥ずかしさで顔を上げられない。
 もしこれが、自分ではなく同じ事務所の萩原雪歩とかだったなら、猛スピードで逃げていき、穴を掘って埋まっていただろう。

 兎に角、助けてくれたお礼だけでも言わなければ。
 胸に蹲っていた顔を上げる。

春香「あ、あのありがとうございました」

「別に大丈夫だよ。それよりも、いつまで抱き着いてるようだけど、足でも痛めの?」

春香「え? あぁぁぁぁ!?」

 ついつい忘れていたが、抱きついた体勢のままであった。
 青年に言われて気づき、咄嗟にはなれる。

春香「す、すみましぇん、わ、わたし、おっちょこちょいで、あの、あの」

 噛み噛みになりながらも必死に言おうとする。
 なんだか一生分の恥ずかしさを味わった様な気がする……。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
96Res/75.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice