過去ログ - 春香「ウルトラマンプロデューサー?」
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◆Vv8bfEvpt.
[saga]
2013/03/27(水) 02:44:17.25 ID:RcXslDbT0
春香「何だろう? 何か……話してる?」
両者は互いに睨み合いながら固まっており、春香には聞こえないが会話しているように見える。
すると、【影】が赤い巨人に向かって紫色の光線を放つ。
先程の赤い巨人の光線が【光】とするならば、この光線は相反する【闇】のように感じられる。
春香「キャアッ!!」
赤い巨人の体に光線が直撃し、背中から地面に倒れる。
その光景に思わず悲鳴を上げてしまう。
――ピコン、ピコン……
突如赤い巨人の胸の高級が青から赤へと点滅を始める。
何故だか解らないが、それが赤い巨人の危険信号であるかのように聞こえてくる。
空を見上げれば、【影】は更なる一撃を浴びせるべく紫色の光線の準備をしていた。
赤い巨人はそれに気づいていない。
春香「ダメ!!逃げて!!もう一発くる!!」
叫んだ。
喉が潰れてしまいそうなほど大声で。
「フゥン!!」
赤い巨人はその声に反応して立ち上がる。
だが、逃げはしない。
その光線を向かえ撃つ気でいた。
【影】から再び交戦が発射される、赤い巨人は腕をクロスにする。
「ディア!!」
X型にした両腕から光線が発射され、【影】の放った光線とぶつかる。
二つの相反するエネルギーがぶつかったためか、爆発したかのように辺りは光に包まれる。
春香「キャアアア……ァァァァァァァ……ァァ……」
春香の視界は真っ白になり、それと同時に意識を失った。
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