過去ログ - 真美「レイニー・ナイト」
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2: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:29:23.44 ID:NyiC8tvm0

 家には帰りたくなかった。今日、両親は夜勤だから帰ってこない。
 あんな状態のまま、亜美と2人きりというのは憚られる。

 駅に着いた。立ち上がって、電車を降りる。
以下略



3: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:31:24.46 ID:NyiC8tvm0

 迷惑だろう。こんな夜遅くに、家出少女が押しかけてくるのだから。

真美「んっ」

以下略



4: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:33:14.81 ID:NyiC8tvm0

 駅から徒歩2分の、小規模なマンション。
 ここに、はるるんは住んでいる。

 前に亜美と、いおりんと3人で引越の手伝いをした。
以下略



5: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:36:21.91 ID:NyiC8tvm0

 3階の、角の部屋だったと思う。

真美「……301?」

以下略



6: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:38:23.30 ID:NyiC8tvm0

『真美? えっ? どうしたの?』

真美「実は……家出、しちゃってさ」

以下略



7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:40:47.77 ID:NyiC8tvm0

 301号室のインターホンを押すと、ドアが開いた。
 リボンをつけていないはるるんが出てくる。

春香「いらっしゃーい。……って、ずぶ濡れ!? 雨、降ってるの?」
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8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:44:06.21 ID:NyiC8tvm0

春香「いいの、いいの。困ったときはお互い様だから。
   あ、はい。これバスタオルね。髪を拭いたほうがいいんじゃない?」

真美「……ありがと」
以下略



9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:47:34.12 ID:NyiC8tvm0

真美「あー……ごめん、忙しかったよね」

春香「ううん! もう終わってたから、いいの。
   それに、お風呂からあがってボーっとしてたところだし」
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10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:50:29.54 ID:NyiC8tvm0

真美「……亜美に、プリンを食べられちゃってさ。
   そんなどうでもいいケンカだったんだけど、ヒートアップしちゃって」

春香「ゴージャスセレブプリン?」
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11: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:53:14.18 ID:NyiC8tvm0

春香「亜美、心配してると思うよ。さっきから真美のケータイ、鳴りっぱなしだもん」

 コートのポケットを見る。かすかに振動していた。

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12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:56:41.45 ID:NyiC8tvm0

真美「亜美……」

『人がどれだけ心配したと思ってんのっ! 今何時よっ』

以下略



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