7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:40:47.77 ID:NyiC8tvm0
301号室のインターホンを押すと、ドアが開いた。
リボンをつけていないはるるんが出てくる。
春香「いらっしゃーい。……って、ずぶ濡れ!? 雨、降ってるの?」
8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:44:06.21 ID:NyiC8tvm0
春香「いいの、いいの。困ったときはお互い様だから。
あ、はい。これバスタオルね。髪を拭いたほうがいいんじゃない?」
真美「……ありがと」
9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:47:34.12 ID:NyiC8tvm0
真美「あー……ごめん、忙しかったよね」
春香「ううん! もう終わってたから、いいの。
それに、お風呂からあがってボーっとしてたところだし」
10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:50:29.54 ID:NyiC8tvm0
真美「……亜美に、プリンを食べられちゃってさ。
そんなどうでもいいケンカだったんだけど、ヒートアップしちゃって」
春香「ゴージャスセレブプリン?」
11: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:53:14.18 ID:NyiC8tvm0
春香「亜美、心配してると思うよ。さっきから真美のケータイ、鳴りっぱなしだもん」
コートのポケットを見る。かすかに振動していた。
12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:56:41.45 ID:NyiC8tvm0
真美「亜美……」
『人がどれだけ心配したと思ってんのっ! 今何時よっ』
13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 00:59:54.67 ID:NyiC8tvm0
『もうすぐ終電、終わっちゃうけど……どうするの?』
真美「……泊まってく、つもり」
14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 01:03:03.35 ID:NyiC8tvm0
かすかに亜美の声が聞こえる。何を話しているかまでは分からない。
春香「うん、分かった。それじゃあね」
15: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 01:07:31.36 ID:NyiC8tvm0
雨で濡れていて気持ち悪いシャツや下着を脱いで、お風呂場に入る。
シャワーで軽く身体にお湯をかけて、入浴した。
真美「ふぅ……」
16: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/27(水) 01:12:08.57 ID:NyiC8tvm0
真美「こどもあつかいしないーでー♪」
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