38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 16:37:18.27 ID:Jwp8tCNv0
それから数ヶ月。ライブの効果もあってか、私宛の仕事も増え始めた。
また、このシンデレラプロダクションへ入りたいという声が大きくなり、
プロデューサーは新しく2人のアイドルが増えることを私に告げた。
島村卯月、本田未央。
初めて会ったときから、お互い年齢の近いこともあって、
すぐに仲良くなれた。もちろん、デビューは私のほうが早いけれど、
いつか三人で仕事をしよう、とプロデューサーを交えて話をしていた。
私は私で仕事も増え、いつからか、1人きりで仕事に向かうことも増えた。
凛「はぁ…」
こうなることはわかっていた。卯月も未央も、まだ駆け出し。
プロデューサーとの時間が多いのも仕方ない。
だけど。
凛「さみしいなぁ…」
P「どうかしたか、凛」
凛「あ、プロデューサー…」
聞こえてたんだ、と思ったけれど、ここは事務所の一角。
プロデューサーが帰ってきているとは思わなかった。
凛「聞こえ、たの?」
P「うん、まぁな」
優しいなぁ。疲れてるのに。
P「最近は島村と本田の2人ばっかりだったからな。すまん」
凛「ううん。平気。ごめんね、私、1人で大丈夫だからさ」
P「そうはいかない」
P「言ったろ?俺は凛の輝く姿を一番近くで見たいんだ。
たまには凛の仕事に、一緒に行かせてくれよ。今日、グラビアだろ?」
凛「う、うん」
今日は午後からグラビア。三人もプロデュースしておいて
1人1人把握してるなんて、本当に凄いなぁ。
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