過去ログ - フィアンマ「許されるのなら、もう一度だけ」
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40: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/03/28(木) 19:46:40.37 ID:puv+q/P80

ステイル=マグヌスを連れ。
インデックスを連れて。
フィアンマは、 第一九学区の廃ビルへやって来ていた。

時刻は午後七時。
暗くなり始めたその場所へ、女聖人は現れる。

(後方のアックアを打ち破った一要素)

思いながら。
フィアンマは冷静に、極東の聖人を見据える。

「今、何と…?」
「…禁書目録には、『首輪』が仕掛けてある。その仕組みが脳を圧迫している」
「……、…」
「それさえ取り除いてしまえば、記憶を消去する必要は無い。元より、人の脳はそんなに脆くない」
「それを、私達が信じると思いますか。そんな、」
「自分達の苦しみの過去を否定する現実を? だが、その意地は何度でも魔道書図書館を殺す事になるぞ」
「ッ、」
「夢物語と否定せず、まずは自分達の落ち度を認めろ」

魔術師にして、科学を識る者。
数度攻撃を弾かれ、果てには反撃を受け。
聖人は―――神裂火織は、フィアンマの言葉を聞く事にした。



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