7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/28(木) 01:04:44.69 ID:TYm8Kg4Lo
ほんの少し負け犬になったほろ苦さを感じながら、おとなしく帰宅部に入部届けを出そうとする京太郎だった――――が。
「おい、そこの金髪!」
「…………俺ぇ?」
自分を指差しながら振り返った先にいたのは、貧乳・低身長・童顔・ツーサイドアップの髪型と、その手の趣味を持つ者には垂涎ものの少女であった。
「お前以外にそんな派手な髪の毛した奴はいないじぇ!」
「派手で悪かったな。地毛なんだからほっとけよ……」
全体的にチンマリした少女に進行方向を塞がれて、渋々足を止める。
「で、何か用?」
「フッフッフ、聞いたじぇ。お前、さっき面白いことないかなー、って言ってたな!」
「人の独り言聞いてんなよ……」
「ちっちぇーことに拘ってたら大物になれないじぇ!」
「ちっちぇーのはお前だし。別に大物になりたくもねーし」
「あっ、待て、ちょっと待て!」
「だーかーらーなんだよ、俺もう家に帰るんだよ」
相手をするのも面倒になって、脇を通り抜けようとした京太郎の学制服の裾を慌てて少女が掴んだ。
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