過去ログ - マミ「そう! 私たちは運命に導かれ、ともに戦うために集った仲間なのよ!」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/28(木) 15:43:14.54 ID:MEBGmoRpo
「どうして……どうしてなの……!?」

ごっそり欠落した脇腹を抑えながらほむらが呻く。
かろうじて応急処置を施したが、もはや回復のための魔力すら残っていない。
マミも杏子もどこにいるのか、いや生きているのかさえ定かではない。
さやかに至っては重傷を負って墜落していくのをこの目で見たのだ。

「何度やっても、あいつに勝てない……!」

ほむらも兵器のほとんどを撃ち尽くし、停められる時間ももはやそう多くはない。
それでもほむらはワルプルギスの夜を睨み、跳んだ。

踊るように襲いかかってくる使い魔を自動小銃で掃討するほむら。

「ここで食い止めないと……!」

唇を噛んだほむらに影が落ちる。
見上げようとしたほむらは寸前、地面にさやかを見つけた。
片手片足で立ち上がろうとしている。
生きている。

「――美樹さやか! 逃げなさ……」

気をとられたほむらに、ビルが激突した。

「ッ―――――――!」

悲鳴すらあげられずにほむらが地面に叩きつけられる。
二度三度、人形のようにほむらは跳ねた。




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