203: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 10:48:36.76 ID:L6dNy5Nfo
だけど私はこの人を恨むつもりにはなれなかった。
この町を思う人であるならばこの行動は当然の結果だろう。
町で喧嘩を堂々としようとする輩がいれば止めに入るのは当然。
私と天ヶ瀬冬馬はそのまま連行されて
町のどの辺りに位置するのかもわからない牢屋へと一緒に行くことに。
亜美はこのことをいち早く察したのかすでにこのギャラリーの中からは逃げていた。
同じく役所にいた他の連中もそれぞれいなくなっていた。
留置所の中を歩かされ、
たくさんある空っぽの牢屋の前を淡々と歩く私と天ヶ瀬冬馬だったが、
その一つが埋まっていた。
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