218: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:07:57.95 ID:L6dNy5Nfo
そういう帝国の人間に対して双子の両親は猛反発した。
「娘達がもうしないと約束しているんだ!」
219: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:09:13.20 ID:L6dNy5Nfo
「……な、なんですって……?」
じゃあ、いつも一緒に連れていたあのゴーレムは……まさか。
220: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:11:32.42 ID:L6dNy5Nfo
「もうここ数年はさ、親の自覚なんて薄れちゃったんだろうね。
すっかりただの言うこと聞いてくれるモンスターだよ」
221: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:12:29.92 ID:L6dNy5Nfo
私も帝国には酷い目に合わされた……。
なんて声をかけていいかわからなかった。
それからまた真美は話を聞かせてくれた。
222: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:12:57.85 ID:L6dNy5Nfo
しかし、真美がなぜここにいるのか、答えは簡単だった。
真美は騙されていたのだった。
223: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:13:32.26 ID:L6dNy5Nfo
そして、町の方針としては最近一人でも二人分稼げるようになってきている
亜美と真美を今度は一人で稼がせるようにすることにしたのだった。
だから亜美は捕まらなかった。
224: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:14:40.35 ID:L6dNy5Nfo
私は向かいの牢屋の天ヶ瀬冬馬の方をキッと睨みつけるが……
ようやく頭痛が治まってきたのか、痛みになれたのか、
牢屋の隅に大人しく座っていた。
225: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:15:16.27 ID:L6dNy5Nfo
無言で睨みつけ返すが、
「やめだ。俺の体調がすぐれない状態だしアンタも何かあるみたいだしな」
226: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:15:55.28 ID:L6dNy5Nfo
「あ? 誰だそいつ……俺の名前は天ヶ瀬冬馬だって言ってんだろ」
227: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:16:26.34 ID:L6dNy5Nfo
「あなたは……なぜアルカディアを知っているの?」
「……は? 前にもそんなことを聞いてきたな」
「ええ」
228: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:17:11.03 ID:L6dNy5Nfo
「はぁ? なんでお前がそんなこと決めるんだよ」
「私もアルカディアの出身だからよ」
「……」
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