232: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:23:36.93 ID:L6dNy5Nfo
「少し様子見てくる?」
「でも、入れ違いになるとまたあれだし……」
233: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:24:42.34 ID:L6dNy5Nfo
ボクと雪歩は仮面をつけて亜美の家をあとにした。
家を出て、町の中心街の方へ行って、仮面をつけた町の人に役所はどこか聞いた。
234: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:25:13.11 ID:L6dNy5Nfo
どこで起きたものなんだろう……。
千早たちが巻き込まれていなければいいけれど。
お祭りの中で酔っ払って暴れまくった奴でもいたのだろうか。
235: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:25:40.82 ID:L6dNy5Nfo
「わからない。誰かパフォーマンスでもしてるんじゃないかな?」
「……うん。でも変なの。あの中心にすごい殺気を感じるの」
「……」
236: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:26:51.56 ID:L6dNy5Nfo
「こいつ……! また逃げようとしたんだってな!!」
「ち、違うっ! 逃げようとなんてしてない!」
237: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:28:10.86 ID:L6dNy5Nfo
「亜美!?」
「亜美ちゃん!!」
238: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:29:07.80 ID:L6dNy5Nfo
ギャラリーはボクの登場も催し物の一貫だと思ってるらしく歓声が沸き上がる。
「どっからでも来い……!」
239: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:31:51.78 ID:L6dNy5Nfo
ボロボロになった亜美はそれでも大人たちを庇っていた。
なんでだよ! そんなになってまで……。
240: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:32:45.77 ID:L6dNy5Nfo
雪歩の魔法と意図する行動が手に取るようにわかる。
ボクの足元にかかった雪歩の魔法。
ボクは役所の屋根の上にひとっ飛びした。
241: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:33:30.84 ID:L6dNy5Nfo
飛ぶ瞬間に雪歩とはアイコンタクトで落ち合う場所を亜美の家に指定した。
たぶん、くるはず……。
242: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:34:13.39 ID:L6dNy5Nfo
「しまった……。不味いな……」
「亜美の家……」
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