259: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:57:25.59 ID:L6dNy5Nfo
「我那覇さん……一体何の用なの……」
「ひびきん!? 助けに来てくれたの!?」
260: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:57:56.48 ID:L6dNy5Nfo
「とってもいい奴でさ。ちょっと変わった所もあるんだけど」
「自分はそいつの秘密を知っちゃったんだ。知っちゃいけないような秘密を」
261: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:58:25.55 ID:L6dNy5Nfo
「でもさ、自分、気がついたんだ……段々自分の居場所がなくなってる気がしてて」
「目標みたいなのも教えてくれないし」
262: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:58:56.22 ID:L6dNy5Nfo
「だからさ、今日の自分はおかしいんだよね」
「帝国のやり方がなんだかそれで正しいのかわからない」
263: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 11:59:54.31 ID:L6dNy5Nfo
「こ、これは……どういうつもり?」
「……血迷っただけださー」
264: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:00:52.31 ID:L6dNy5Nfo
「……どういうつもりなのよ……」
「千早お姉ちゃん早くあけて!」
265: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:02:01.70 ID:L6dNy5Nfo
私の剣はどこに……!?
牢屋がたくさん並んでいる横を走り抜ける。
266: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:02:27.99 ID:L6dNy5Nfo
高い塀の上には有刺鉄線が張られていて
簡単には外に脱出することはできない。
267: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:02:57.26 ID:L6dNy5Nfo
「や、やばいよ……千早お姉ちゃん!」
真美はギュッと私の袖を握り締める。
268: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/06(土) 12:03:36.73 ID:L6dNy5Nfo
だけど、その抵抗はこの人数差あまり意味をなさなかった。
すぐに私は押さえつけられて、真美も捕まる。
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