37: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:40:20.44 ID:WRQTCoCwo
「真、萩原さん」
「ああ、行こう千早」
「うん!」
38: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:42:12.86 ID:WRQTCoCwo
私達は何が起きているのか
様子を伺うために近い所まで来て物陰に隠れている。
「ねえねえ、村長さん。この村によそ者が来てることくらい知ってるんだよ」
39: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:43:02.14 ID:WRQTCoCwo
「いいよ、そんな嘘つかなくても。わかるんだから」
「今、魔法で記憶を辿ってあげるから」
40: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:44:13.08 ID:WRQTCoCwo
御手洗翔太はフードを被った人に聞いているが、
かすかに口が動いたように見えたが
何を言ったのかは私達にはわからない。
41: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:45:50.79 ID:WRQTCoCwo
「痛いなぁ。誰?」
「ん? あっれ〜? お姉さん達、もしかしてバンナムの城で見た……」
「やっぱりそうだったのね」
42: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:46:23.71 ID:WRQTCoCwo
「ふぅん……僕の杖を吹き飛ばすとか、やってくれるよねぇ」
「うぅ〜。魔法で人を殺すのは魔術法に違反しています!」
「そんなこと言って……いいよ3人かかってきなよ」
43: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:47:07.70 ID:WRQTCoCwo
「お姉さん達、そういうわけで、この人も戦ってくれるみたいだから
もうお姉さん達には勝ち目はないと思うよ?」
「だって、この人すっごい強いからね」
44: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:47:45.34 ID:WRQTCoCwo
一方、萩原さんは御手洗翔太とすでに激しい魔術戦を繰り広げている。
「お姉さん、中々やるじゃん」
45: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:48:20.83 ID:WRQTCoCwo
この人は……たぶん只者ではない。
「あなたは……何者なの!」
46: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:48:52.54 ID:WRQTCoCwo
一方、私の剣術は全く通用しない。全てお見通しのような。
首筋を一気に狙った突きを繰り出すがそれもかわされてしまう。
かわされた隙に顎を下から殴りあげられる。
47: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/28(木) 16:49:50.39 ID:WRQTCoCwo
だけどこの感触。この人……まさか。
この戦いを楽しんでいる?
私と真は殺す勢いなのに。
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