395: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:25:02.00 ID:+Qo3lcGpo
「む、顔をよく見せろ」
「あ、……えっと……え、えへへ」
396: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:25:30.49 ID:+Qo3lcGpo
「なんだ、貴様、その格好は」
おかしい。修道服は突っ込まれずに私のメイド服は突っ込まれるのはおかしい。
397: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:25:58.29 ID:+Qo3lcGpo
「ご主人様、ここを通してください……にゃん?」
………………くっ。
398: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:26:24.57 ID:+Qo3lcGpo
「こ、コラー、ダメじゃないかー。す、すいませんね。あ、あはは」
「ほら、千早、ご主人様が迎えに来てやったぞ〜?」
399: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:26:52.15 ID:+Qo3lcGpo
私達は船に乗れたのは亜美と真美から乗船券を購入していたからである。
この時にこれも買わせるの、だのなんだのって
真が亜美真美ともめていたけれど、いくら町を救ったからと言って
さすがにそんな恩着せがましい真似はできないと萩原さんと止めに入った。
400: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:27:44.62 ID:+Qo3lcGpo
あの時の私は初めて乗る船に少し興奮していたのかもしれない。
らしからぬ真似をして大きく後悔している。
401: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:28:14.22 ID:+Qo3lcGpo
ふらふらとした足取りで片手には空のワイングラス。
もう片方の手には空のワインボトルを持った女の人だった。
402: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:28:50.90 ID:+Qo3lcGpo
「あ、あのここで何をしてるんですか?」
「ふぇ〜? 私も印税でガッポガポだからね!
ちょっと旅に出ようと思ってさ〜」
403: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:29:24.83 ID:+Qo3lcGpo
「ん?」
404: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:29:50.79 ID:+Qo3lcGpo
「我那覇さんっ!?」
405: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:30:27.83 ID:+Qo3lcGpo
いくら同じ航路を使っているとしても、
その近くを私達の船が通ったのは運が良すぎると言ってもいいくらい。
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