417: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:37:36.73 ID:+Qo3lcGpo
「自分、貴音が賢者の石って知ってから
それを何かに利用されるんじゃないかって思ってたんだけど」
「その詳細をとうとう知っちゃったんだ」
418: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:38:04.15 ID:+Qo3lcGpo
「美希が……!?」
419: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:38:31.71 ID:+Qo3lcGpo
何より私達には目的がある。
あの島へ行く。
420: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:39:10.07 ID:+Qo3lcGpo
「だから、私は……もう一度あなたと共に行くことにするわ」
「私にも協力して」
421: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:39:41.75 ID:+Qo3lcGpo
真と萩原さんは私と我那覇さんのやり取りを後ろで見守っていてくれた。
彼女達にも辛い思いをさせてしまった我那覇さんとの以前のいざこざも、
これを気に少しずつわだかまりが解けていけばいいと私は思っていた。
422: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:40:08.09 ID:+Qo3lcGpo
「それにしても……千早……」
「え?」
423: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:40:34.38 ID:+Qo3lcGpo
「ボク達も一応帝国内じゃお尋ね者だからね」
「そっか……。そのうちに自分も仲間入りになるんだろうなぁ」
424: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:41:21.17 ID:+Qo3lcGpo
島へ向かう船の便は毎日何本も出ていて、
美希が乗って行ったのが私達のちょうど一本前の便。
425: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:41:54.04 ID:+Qo3lcGpo
その後、まだ港に停泊している一本前の便。
美希が乗ってこの島へ入った便がまだ停泊しているので向かった。
そこで美希の手がかりがあるかもしれないと思っていた。
426: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:43:32.04 ID:+Qo3lcGpo
それから私達はもう一つ予想していた、
帰りの船の便が出ている船乗り場まで向かった。
427: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:44:04.02 ID:+Qo3lcGpo
4人は再び夕方になって港近くの適当な店に入って夕飯を食べていた。
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