421: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:39:41.75 ID:+Qo3lcGpo
真と萩原さんは私と我那覇さんのやり取りを後ろで見守っていてくれた。
彼女達にも辛い思いをさせてしまった我那覇さんとの以前のいざこざも、
これを気に少しずつわだかまりが解けていけばいいと私は思っていた。
422: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:40:08.09 ID:+Qo3lcGpo
「それにしても……千早……」
「え?」
423: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:40:34.38 ID:+Qo3lcGpo
「ボク達も一応帝国内じゃお尋ね者だからね」
「そっか……。そのうちに自分も仲間入りになるんだろうなぁ」
424: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:41:21.17 ID:+Qo3lcGpo
島へ向かう船の便は毎日何本も出ていて、
美希が乗って行ったのが私達のちょうど一本前の便。
425: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:41:54.04 ID:+Qo3lcGpo
その後、まだ港に停泊している一本前の便。
美希が乗ってこの島へ入った便がまだ停泊しているので向かった。
そこで美希の手がかりがあるかもしれないと思っていた。
426: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:43:32.04 ID:+Qo3lcGpo
それから私達はもう一つ予想していた、
帰りの船の便が出ている船乗り場まで向かった。
427: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:44:04.02 ID:+Qo3lcGpo
4人は再び夕方になって港近くの適当な店に入って夕飯を食べていた。
428: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:44:40.50 ID:+Qo3lcGpo
「それは多分ないと思うぞ。この島から出入りできる船の便は
一日に何本もあるけれど、自分達が島を出る時専用に使う港に到着した時に
停泊していた船が今日の便の最後だったんだ」
429: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:45:34.65 ID:+Qo3lcGpo
「でも、島は結構広いよ」
「そうね、どこを探せばいいかわからないわ」
430: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 17:46:02.51 ID:+Qo3lcGpo
小さくなった声はすでに手遅れとも言っていいくらいで
私達3人はすぐに
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