537: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:01:26.60 ID:+Qo3lcGpo
私は飛び降りようとしたが、真に押さえつけられる。
538: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:02:13.26 ID:+Qo3lcGpo
空を舞うバハムートの背の上で、
燃え盛る島の港で激突する二人を見る。
539: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:02:46.28 ID:+Qo3lcGpo
島を一つ焼きつくす事件は後に帝国内での
反乱分子を産む大きな要因となった。
そして、歴史にまた名を刻まれる事件となった。
540: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:03:19.98 ID:+Qo3lcGpo
私達は空に舞う船へと連れて行ってもらい、
甲板に降ろしてもらった。
その後、バハムートはすぐにどこかへと飛んでいった。
541: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:03:59.88 ID:+Qo3lcGpo
「ど、どういうこと? なんであずささんがここに?」
目を真っ赤にした真は思わぬ人物の登場に大きく動揺していた。
542: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:04:38.63 ID:+Qo3lcGpo
何日かが過ぎて。
私達を乗せた空を飛ぶ艦隊はとある見知らぬ港へと停泊していた。
島で救助した人達はその前に港から出た3隻と同じ港まで送ってあげたらしい。
543: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:05:38.67 ID:+Qo3lcGpo
炎の中、美希に向かう我那覇さんの後ろ姿が忘れられない。
あのあと、あの島はまるごと燃えて、島には何も残らなくなったとか。
あるのは廃墟ばかりになってしまった。
544: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:06:21.03 ID:+Qo3lcGpo
後ろの方にある扉が開いて船の中からは萩原さんが出てきた。
「千早ちゃん? ここにいたんだ」
545: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:06:49.92 ID:+Qo3lcGpo
「そうね、まずは何から話しましょうか」
「ちょっと、あずさ……大丈夫なの?」
546: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/18(木) 20:07:20.09 ID:+Qo3lcGpo
「天空街へ帰るあの瞬間、本当は全部思い出してたの」
「記憶を?」
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