587: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:29:58.17 ID:abMfBsPXo
しぶとく生き残る美希の前に我那覇さんは一人島に残り
その最期を美希と共にした。
588: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:30:37.62 ID:abMfBsPXo
空を行く船は、甲板に出ると
風も強く、移動するのにも大変だった。
589: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:32:59.32 ID:abMfBsPXo
水瀬さんは追加されて入った私達に対しても待遇よく、
部屋を一人ずつ用意してくれのだが、
どうにも落ち着かない私達は
少し大きめの部屋にしてもらって3人でいるのだった。
590: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:33:37.98 ID:abMfBsPXo
私は真や萩原さんが無理しているのを分かっていた。
一緒に旅してきた仲間が……。
591: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:34:13.61 ID:abMfBsPXo
「あのー、失礼しまーす」
「高槻さんっ!?」
592: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:35:10.86 ID:abMfBsPXo
「どうしたの?」
「えっと」
593: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:36:13.92 ID:abMfBsPXo
萩原さんにはアイコンタクトでお茶を出してもらう。
湯のみは余りのものを用意して、高槻さんにだす。
594: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:36:41.01 ID:abMfBsPXo
「それで、どうしたの? やよいちゃん」
私を見かねた萩原さんがとうとう話を振る。
595: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:37:32.85 ID:abMfBsPXo
「本当!? 嬉しいわ。私も高槻さんがやっと私達と一緒に来てくれることを」
「千早。違うって」
596: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:38:05.78 ID:abMfBsPXo
「いいのよ……。結局は私達は戦争を止めることにも失敗して
あなたの町も帝国領土になってしまったのだし」
「ううん、そんなことないですよ! それとこれとはまた別です!」
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