589: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:32:59.32 ID:abMfBsPXo
水瀬さんは追加されて入った私達に対しても待遇よく、
部屋を一人ずつ用意してくれのだが、
どうにも落ち着かない私達は
少し大きめの部屋にしてもらって3人でいるのだった。
590: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:33:37.98 ID:abMfBsPXo
私は真や萩原さんが無理しているのを分かっていた。
一緒に旅してきた仲間が……。
591: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:34:13.61 ID:abMfBsPXo
「あのー、失礼しまーす」
「高槻さんっ!?」
592: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:35:10.86 ID:abMfBsPXo
「どうしたの?」
「えっと」
593: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:36:13.92 ID:abMfBsPXo
萩原さんにはアイコンタクトでお茶を出してもらう。
湯のみは余りのものを用意して、高槻さんにだす。
594: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:36:41.01 ID:abMfBsPXo
「それで、どうしたの? やよいちゃん」
私を見かねた萩原さんがとうとう話を振る。
595: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:37:32.85 ID:abMfBsPXo
「本当!? 嬉しいわ。私も高槻さんがやっと私達と一緒に来てくれることを」
「千早。違うって」
596: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:38:05.78 ID:abMfBsPXo
「いいのよ……。結局は私達は戦争を止めることにも失敗して
あなたの町も帝国領土になってしまったのだし」
「ううん、そんなことないですよ! それとこれとはまた別です!」
597: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:38:39.61 ID:abMfBsPXo
素直に喜ぶことはできなかった。
「……ありがとう」
598: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:39:56.88 ID:abMfBsPXo
船は進み、再び私達は収集をかけられていた。
もうすぐ到着するから出撃する準備を始めて欲しいとのこと。
599: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:40:24.05 ID:abMfBsPXo
「この城はお堀に囲まれていて城内へ侵入するのはそうそう簡単なことじゃないわ」
「お堀の外にも内にも大量の軍を構えているはず」
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