603: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:42:58.42 ID:abMfBsPXo
「この前はごめんなさい……。
ありがとう、高槻さん。私、あなたのおかげでもう少し頑張れそう」
604: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:45:17.36 ID:abMfBsPXo
その様子を見てあずささんがこちらに近づいてくる。
605: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:45:53.96 ID:abMfBsPXo
そうして少し騒がしかった船内はあっという間に静かになった。
彼女達はもう別の船に移った頃なのかしら。
606: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:46:25.77 ID:abMfBsPXo
そして、言うまでもなく新堂さんの戦闘力は折り紙つき。
本当にこの二人は頼もしい限り。
607: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:48:38.19 ID:abMfBsPXo
この人数を神をも超える存在である妖精に変えられるなんて
たまったものじゃないわ。
608: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:51:16.07 ID:abMfBsPXo
「本当に始まったんだね」
「ええ、私達の手で、終わらせるのよ」
609: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:51:46.77 ID:abMfBsPXo
ある程度、王国軍が押して、城へ近づかないと私達が
城へ降りていった所で挟み撃ちにされるだけだからこうして待機している。。
610: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:53:35.98 ID:abMfBsPXo
春香は……私はどうやって倒せばいいの。
彼女を倒す術は私にはあるの。
歌を歌いながら戦ったとしても勝てる自信がない。
611: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:54:10.35 ID:abMfBsPXo
そして、一度は死んだはずの春香が生きていたということが
私は嬉しいと共に、同時に裏切られてしまったという感情があり、
またしても複雑な気分になっていた。
それはとても言い表すことのできない。
612: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:54:52.16 ID:abMfBsPXo
真と長介はいつの間にかスポーツの観戦のように
拳を振ったり、貧乏揺すりしたりと興奮している様子だった。
613: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 09:56:37.77 ID:abMfBsPXo
新堂さんの指揮のもと、私達の乗っている船は急下降を開始し、
一気に城の前へと降り立つ。
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