642: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:32:21.48 ID:abMfBsPXo
城の正門に滑って降りてきた私達の前にいた。
これで私達の役目はほとんど終わっているはず。
あとは城内の掃除は国王軍に任せましょう。
643: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:33:04.72 ID:abMfBsPXo
その度に敵に見つかっては、斬って捨てて。
倒して乗り越えて。
644: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:33:41.48 ID:abMfBsPXo
「くっ、逃げられた……!」
「まだだよ千早……! この城を探すしかないんだ」
645: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:35:14.01 ID:abMfBsPXo
「ハァ……。こ、これで最後よ!」
一人の敵を剣の鞘で殴り抜く。
646: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:36:28.35 ID:abMfBsPXo
壊れた壁の向こうにはまだ先があった。
隠し扉? 隠し部屋!?
何にせよ私はその部屋へと繋がる新しい階段を見つけていた。
647: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:40:42.63 ID:abMfBsPXo
私達が振り返ると、そこには我那覇さんが
王室の入り口に立っていた。
648: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:44:11.26 ID:abMfBsPXo
あの業火の中をよく生きていられたわね。
本当に良かった。ん……?
ベヒーモス?
649: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:45:58.23 ID:abMfBsPXo
急に足が地面から離れなくなった真は思いっきり転んで顔面を強打していたけれど。
いつもの萩原さんなら焦って謝りまくるのに
そんな気配一つも見せなかった。
650: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:46:39.81 ID:abMfBsPXo
「ふっ……。あはははは!! あはははははは!」
651: ◆tFAXy4FpvI[sage]
2013/04/30(火) 10:47:22.24 ID:abMfBsPXo
突然笑い出す我那覇さんからは全くの別人のオーラが溢れ出す。
我那覇さんのよりも、もっとドス黒くて、
恨みへ負の念が強く籠ったオーラが。
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