856: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:20:19.61 ID:abMfBsPXo
その言葉に対して今まで無表情で微動だにせず
淡々と言葉を紡ぐだけだった四条さんの目からは
大粒の涙がこぼれていました。
「こ、これは……」
「涙よ」
「涙も出れば人のために悩み、大切な友達を思い苦しんでいる」
「あなたはもう立派な人間なのよ」
その言葉を聞いて四条さんは初めて少し嬉しそうな表情をして
お礼の言葉を言った後、
「だからこそ、わたくしは人々のために
いなくなるべきだと思います。どうか手伝ってくださいませんか」
「……」
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