876: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:37:34.64 ID:abMfBsPXo
877: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:38:36.69 ID:abMfBsPXo
「でも」
「森に入って狼に襲われたのを助けてくれたのはあの人じゃない」
878: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:39:12.62 ID:abMfBsPXo
「すごかったんだよ? 歌を唄いながらカッコよく睨みつけるの!」
「そしたら狼たちがサーッと逃げていったんだよ!?」
879: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:39:44.64 ID:abMfBsPXo
「はい、どちら様? あら、また来てくれたの? ……って、そちらは?」
「えへへ、私の弟!」
880: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:40:18.05 ID:abMfBsPXo
「ほら、優しい人じゃん」
「う、うん」
881: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:41:15.81 ID:abMfBsPXo
「ひ、一人で誰かと喋ってるよ……」
「千早お姉ちゃんはたまにそうなんだよね。
882: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:43:37.02 ID:abMfBsPXo
……………………
883: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:45:01.61 ID:abMfBsPXo
「あ、ごめんなさい。二人共。はいどうぞ。熱いから気をつけてね」
884: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/04/30(火) 16:48:08.18 ID:abMfBsPXo
いつかいた一面の花を思い出す。
母に持っていくために二人で駆けたあの花畑。
885:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/30(火) 16:48:53.46 ID:pJOXMxUHo
乙!
面白かったです!
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