過去ログ - 川嶋亜美「ひとつだけ気付いたこと信じたいから」
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1: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 00:57:55.89 ID:LOsIIbRAO
『この世界の誰一人、見たことがないものがある』

『それは優しくてとても甘い』

『多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ』

『だからこそ、誰もそれを見たことがない』

『そう簡単には手に入れないように、世界はそれを隠したのだ』

『だけどいつかは、誰かが見つける』

『手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる』

『そういうふうにできている』

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2: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 00:59:15.34 ID:LOsIIbRAO
亜美「ばっかじゃない!」バチンッ

竜児「いっ……てぇ!」

北村「おい!亜美、落ちつけ」
以下略



3: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:00:30.94 ID:LOsIIbRAO
腹が立つし悲しいし虚しいしで、私はいっぱいになった。

何故だか涙が溢れてくる。殴った手もジンジン痛い。

私は前に進んでるのに、涙を堪えて手を伸ばしたのに、これじゃ意味がない。
以下略



4: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:01:37.13 ID:LOsIIbRAO
―― 翌日

竜児「……川嶋」

亜美「……」
以下略



5: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:03:03.25 ID:LOsIIbRAO
亜美「……ちょっと言い過ぎたかな」

亜美「一応、反省してるみたいだったし……」パサッ

亜美「あ、昨日のハンカチ……」
以下略



6: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:04:28.77 ID:LOsIIbRAO
亜美「別に……高須くんのうじうじした態度が気にいらなかっただけ……」

櫛枝「でも、あーみんが怒ってくれなかったら私が大噴火!だったよ」

亜美「……だったら、今度なんかおごりなさいよ」
以下略



7: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:05:39.24 ID:LOsIIbRAO
竜児「川嶋……」

亜美「……高須くん」トンッ

竜児「川嶋?」
以下略



8: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:07:24.14 ID:LOsIIbRAO
高須くんは、大丈夫な感じを装ってたけど、きっとまだまだ助けがいると思う。

だけど、私はもう彼に手を貸さない。私だって前に進んでいかないといけない。

それに、彼の傍にいると自分の思いがぶれてしまう様な気がした。
以下略



9: ◆aHGz2Nt3qM[saga]
2013/03/29(金) 01:09:02.90 ID:LOsIIbRAO
木原「ごめん!遅れた」

亜美「別にいいよ?あたし達もいま来たところだし」

奈々子「早く頼もうよ〜シフォンケーキがすごーく美味しいんだって!」
以下略



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