136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:55:40.61 ID:YU5czjZ8o
《――檻・展開》
昏い稲妻による檻がまどかを閉じ込める。
鋭い目つきでそれを見回すまどか。
《――爆裂・蹂躙。――始動》
檻の中で十を越える爆発が起こり、その狭い空間を埋め尽くした。
「まどか!」
檻が消滅し、熱と煙が外へと弾ける。
それを吹き払ったのは半透明の翼。一対のそれが、ふわりと広がった。
「おそれないで。願いを信じる限り、希望は消えない」
焦げひとつないまどかが、静かに微笑んでいる。
その後ろで四人は驚きのあまり絶句していた。
「――だから、もうおしまいにしよう?」
《――線・展開。終焉・滅亡》
銀色の線が魔獣とまどかを繋いだ。
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