149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 23:52:13.61 ID:YU5czjZ8o
「ぐぁ……ぉぇ……!」
「さ――くら――さん……っ」「杏子ぉ……!」
武器を構えようとするマミとほむらの胸の中心から魔獣の腕が生え、口を塞ぐ。
ふたりは床に倒れたまま、もはや見ていることしか出来ない。
《おぉーけっこう耐えるね! 人間ってすごいっ。はいじゃあもう一声〜♪》
骨が砕け内臓が潰れる音が響いて、どこへとも知れぬ場所へと消えた。
「ごぼォッ!」
杏子が血を吐いた。
魔獣が嗤いながら足をどける。しかしもう杏子は動けない。
「うあああああああああ! ぎっ、がはっ、ぐううああああああっ!」
《痛覚さんが仕事できるようにサービスしておいたよ杏子ちゃん♪》
吐血しながらのたうち回る杏子には魔獣の言葉を聞く余裕はみじんもない。
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