168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:05:32.22 ID:R+37fY28o
「マミ!?」
マミの両手がほろほろとリボンになって落ちていく。
恐怖に彩られた表情でマミは杏子を振り返る。
「嘘、だろ……」
「いや……いやよ……。佐倉さん、助けて、佐倉さん……私、魔女になりたくない……!」
「うッ」
ざわざわと黒い糸に飲み込まれるまどかの向こうで、ほむらも下半身を砂に変えていた。
「ほむら! なんだこれ、なんなんだよ!」
「ごめんね、みんな――ありがとう」
「やめろよまどか! まだだ、あいつを倒せばいいんだろ! 魔法なんてなくたって――うァッ!」
杏子の右腕と右足が火の粉となって飛び散る。
どさりと倒れた杏子の髪が燃え始める。
「佐倉さん……! もう……わた、し、意、識……が……あぁっ」
頭もリボンに変わってしまったマミの残された胴体と両足がくたりとくずおれ、すぐにリボンの山に変わる。
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