24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 21:27:50.97 ID:Np/hgcC7o
風か水のようにその手から逃れるまどかに我慢できなくなってさやかはタックルを試みた。
「まどか、ごめん!」
弾丸となったさやかに手を伸ばして、まどかはさやかの手首を掴んだ。
軽くひねる。
「あっ!?」
さやかがぽおんと横っ飛びにすっ転んだ。
ごろごろと屋上を転がったさやかは、フェンスにぶつかって動かなくなった。
結界に向き直ろうとするまどかの足をリボンが捕縛。
「マミさん」
「今の貴女をそのままにして行かせるなんて、私には絶対にできない……!」
躊躇なくまどかは弓を構える。
「鹿目さん……!」
「出来の悪い後輩でごめんなさい――マミさん」
杏子と同様にマミも昏倒した。
力を失ったリボンを振り払って、まどかが結界に歩み寄る。
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