30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:06:47.15 ID:Np/hgcC7o
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四人が駆け抜けていく。
結界内部は白と黒の幾何学的な模様に埋め尽くされている。
先頭を走るのは杏子。
槍を携えた彼女にマミが続く。
「くそッ! なげえな!」
「魔獣がいないのが幸いね」
そのうしろにさやかとほむら。
気力を失ったほむらの手をさやかが引いている。
「ほむら! がんばって!」
「………」
大小さまざまな扉をいくつも開いて、四人は結界の最奥部を目指す。
もとからいないのか、それともまどかが倒したのか、魔女や魔獣、使い魔のたぐいは見当たらない。
だが、それは、後ろから迫っていた。
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