42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:06:18.81 ID:Np/hgcC7o
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「マミさん!」
灯りも見えなくなった暗がりのなかで、さやかはいつのまにか巻き付いていた手首のリボンを引っ張った。
制動。
落下をまぬがれた二人は、ゆっくりと巻き上げられていった。
「佐倉さん、来るわよ」
「おう!」
釣り竿のようにリボンを巻き付けた槍を、杏子が振り上げる。
「どおりゃああ!」
暗闇のなかからさやかとほむらが勢いよく吊り上げられる。
「……やべ」
「ちょっと杏子ってば……!」
「きゃあっ」
その勢いのまま2人は杏子にぶつかり、マミも巻き込んで次の部屋へと転がり込んだ。
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