54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 22:15:03.05 ID:ZYNIhJico
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煙が晴れる。
「……!」
まどかは唇を噛んだ。
闇は無傷で笑顔だった。
背筋の凍るような笑顔。
《あぁ――希望がどんどん鎖されていくね。さぁ絶望しよう! 世界を憎もう!》
闇の右足がまどかの腹に突き込まれる。
「がっ!」
転がったまどかの髪を掴んで顔を覗き込む闇。
にたりと笑う。
《えへへっ♪ どんなに足掻いたってムダだってば。はやく絶望しちゃおうよっ》
まどかは痛みに顔を歪めて呻いた。
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