62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:11:09.42 ID:ZYNIhJico
「やかましいのよ!」
稲妻をまとったほむらの矢が魔獣に飛来。
だがワイヤーによる盾が瞬時に形成され、それを受け止める。
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:16:45.45 ID:ZYNIhJico
「ちぇー、あのワイヤーがきっついね」
「四本が攻撃、二本が防御というように割り振っているようね。
しかも、攻防自在なワイヤーに加えて防御不能な魔力線……なかなかやるわね」
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:22:56.64 ID:ZYNIhJico
【アハッ!】
即座に煙幕を貫いて魔力線が疾る。
だがそこにもうほむらはいない。さらに移動した先で矢を放っている。
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:27:30.01 ID:ZYNIhJico
がくんと首を倒した魔獣が、しかしそのまま魔力線を解放する。
「ッあああああああ!」
爆発が起こり、剣とともにさやかの両手が焼き尽される。
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:33:29.14 ID:ZYNIhJico
「さやか、今助け――がッ!?」
背後からワイヤーに腹を貫かれるほむら。
「四本目、か、っ、うあああっ!」
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:35:25.67 ID:ZYNIhJico
「ぐっ!? うあっ、ああああっ!」
弓が床に転がって消えた。
ほむらはさらに三本のワイヤーで両手と片足を撃ち抜かれて倒れ込んだ。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:40:53.81 ID:ZYNIhJico
19
「くそッ! なんだよこれは!」
「佐倉さん! 落ち着いて!」
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:46:19.89 ID:ZYNIhJico
―――コツ
「!」
コツ……コツ……コツ……
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:48:04.86 ID:ZYNIhJico
硝子が擦れるような音を立てながら次の使い魔の首が竜に変形し、杏子に襲いかかる。
「うっぜえんだよッ!」
その牙を槍で受け止めた杏子。
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/30(土) 23:54:48.16 ID:ZYNIhJico
20
「……あはッ」
磔にされたさやかが笑った。
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