過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:56:12.31 ID:4764DHEAO
〜8〜

婚后「びっぐ・おあ・すもーる?」

鳴護「数の大小を当てるゲームだよ。施設に居た時トランプで良く遊んだの。玩具ってあまりなかったし」

上条「(施設?)」

佐天「それでどうやってコーヒーフレッシュで数当てするの?」

鳴護「コーヒーフレッシュを裏返してみて。数字があるでしょ」

泡浮「87?」

御坂「こっちもよ。13、49、66、本当だ全部数字が違う」

初春「シリアルナンバーです。その製品がどの工場のレーンで作られたか不具合があった時わかるように」

スフィンクス「にゃーん」

鳴護が提案したゲーム。それはコーヒーフレッシュの底部に刻印された通し番号の大小を当てるものだ。
この場合泡浮が引いた87よりも次に引く番号が高いか低いか。だが鳴護はそこに一つのルールを作る。

鳴護「インデックスちゃん、その中から一つ番号を見ないようにして手に取って、裏側の方を触って見て」

インデックス「うん。でもこれじゃあ何番かわからないんだよ」

鳴護「それだよ。皆、一度ずつフレッシュの裏側を指で触って、それをヒントにして大小を決めてみてね」

白井「(刻印が薄過ぎて数字を親指に押し付けても浮かび上がりませんの。点字よりも厄介ですのよ!)」

鳴護「ふんふ〜ん♪」

鳴護がハミングしながら指でフレッシュの底部をなぞり数字を知ろうと努め、手渡されたそれに麦野が。

上条「(通し番号が1から100までなら87を上回る事は少ないはずなんだ!総払いは絶対に嫌だ!)」

一瞬眉を顰めるのにも気付くも上条は構わず確率論に賭け、更に時計回りに全員の手に行き渡ったところ。

鳴護「決まった?」

上条「スモール」

全員「ビッグ!」

上条「えっ!?」

ハミングを終えた鳴護の手からフレッシュが裏返されると、そこに刻印されていた通し番号は『88』。

上条「不幸だァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

御坂「(全然番号読み取れなかったのに)」

佐天「(大穴狙いの当てずっぽうなのに)」

湾内「(なのに11人中10人が正解?)」

泡浮「(それも確率的に低いビッグに?)」

上条「もう一回だもう一回!他の奴等はともかくお前絶対ズルしてるだろ!さっき眉がピクッて動いたし」

麦野「かかってきな。但し、私が勝ったら払いはあんた持ちよ」




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