過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:21:47.42 ID:4764DHEAO
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そして翌日。

スタッフ「はじめまして鳴護さん。今日の現場、よろしくね!」

鳴護「はい!こちらこそ今日はどうぞよろしくお願いします!」

鳴護はデビューとなる特設ライブ会場へとやって来た。ちょうど外部に於ける渋谷のゲリラライブの様に。
多くのプレスが詰め掛け、所狭しとスタッフが走り回る太陽のようなライトと星のようなフラッシュの海。

スタッフ「うんうん、初々しいわねえ。あら?そちらの方々は」

鳴護は組み上げられるステージの機材や鉄パイプが積み上げられたステージ裏でスタッフに挨拶し、万雷の拍手に出迎えられた。
そして一頻り面通しが終わった後、この場を仕切る女性スタッフが打ち合わせに入ろうとした所で気付く。鳴護の脇を固める――

麦野「……マネージャー」

スタッフ「あらあらまあまあ!モデルさんかと思った。それに」

麦野を見てどこのファッション雑誌のモデルかしらと目を細め。

禁書目録「友達なんだよ」

スタッフ「あらあらまあまあ♪外国人子役さんだと思っ、!?」

インデックスを見て映画業界の子役かと思い、二人にも名刺を。

上条「マエガミエネエ」

スタッフ「ひっ!?」

麦野「嗚呼、そいつハロウィンが待ちきれないでミイラ男のコスプレした電マ好きのローディーだから気にしないで。早く運べ」

渡そうと思った所で、遅れて鳴護達の荷物を運んで来るは、包帯グルグル巻きのミイラ男こと上条である。
昨日鳴護とインデックスの裸身を見た事と麦野の逆鱗に触れた事が災いし、このような無惨な姿となった。
冥土帰しが見れば即入院との診断を下されるほどの重傷ではあるが、同情するのは鳴護とスタッフのみで。

麦野「早速サイン入りのCDにプレミアがつきそうで何よりね」

鳴護「うん、何だか今になってようやく実感が湧いて来たかな」

禁書目録「ドリンクサーバー美味しいんだよ!」

麦野「誰が“飲み干す者”やれって言ったよ!」

そこでスタッフは考えた。この二人もタイプこそそれぞれ異なるが、磨けばいくらでも光る原石であると。

スタッフ「ねえ、あなた達!」

禁書目録「?」

麦野「ああ?」

現場に置かれたドリンクをラッパ飲みするインデックスの頭に拳骨を見舞う麦野へ、スタッフが突撃して。

スタッフ「このステージの上に立ってみたいって思わない!?」

麦野「」




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