過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:24:53.25 ID:4764DHEAO
〜32〜

観客「A・RI・SA!A・RI・SA!A・RI・SA!」

少年「アリサお姉ちゃん!」

少女「頑張って!」

遂にここまで来たんだって、このあたしが立つ足元を揺らがせるくらいの歓声にやっと現実が追い付く。
マイクを握る手が震える。心臓が飛び出して来そうなぐらい高鳴る鼓動にこめかみが痛い程の武者震い。
百人?千人?もうわからない。これだけの人を前に、こんな高い所から、あたしは一体何を届けられる?

――歌だ。

禁書目録「あれ?」

そんなあたしを、サポートガールに混じってインデックスちゃんが居てくれる。その事にあたしは忘れる。
思ったより胸元やお臍や足が見えちゃう、この赤と黒の露出度の高い衣装がちょっと恥ずかしい事だとか。
あたしを殺そうとしたあの神父や魔女の事、あたしを守ろうとしたあのロボットの女の子の事も全て。そう

鳴護「――行こう」

あたしはここにいる。あなた達がここにいる。それだけでいい。それだけで構わない。ここで歌って死ねたなら、きっと本望だ。

鳴護「――Brand New Bright Step」

踏み出せ、新たな一歩。

〜32.5〜

シャットアウラ「くっ!」

鳴護の歌が始まると同時に、現場に急行したシャットアウラは端正な顔立ちと均整の取れた身体をした。

自動人形「――――――」

金髪の成人男性が地下搬入口より爆弾を設置した所を突き止め、射殺するより早く蹴撃を浴びせられた。
床面を銃剣付き拳銃が滑って行きシャットアウラが手首を押さえつつ、ワイヤーを射出しようとするが。

自動人形「ふっ!」

床面を蹴り、一息で男が上段蹴りを浴びせて来るのを、シャットアウラは左腕を盾に受け止めようとする。
だが男はそれを読み切ってか、爪先で空を切らせるより早く上段蹴りを踵落としに変え、ガードの上から。

シャットアウラ「っ!」

シャットアウラの脳天目掛けて振り下ろされるのを、辛うじてバックステップで飛んだ床面に亀裂が入る。
だが男は止まらず、落とした踵を支点に独楽の動きで回し前蹴りをシャットアウラのクロスガードに放つ。

シャットアウラ「うっ!」

その衝撃に両腕が痺れ右肩が亜脱臼し、蹲う。男がまるで人形のように無表情な為攻撃の機微が読めない。
視線も固定されている為攻撃の軌道も読み取れず、跪くシャットアウラへ男が拳を振り上げ殴り殺さんと。




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