162: ◆3feiQFueVc[sage]
2013/06/27(木) 22:02:06.04 ID:itcbOkWqo
「もうひとつ……不定の波長に、今抗しているのは……晶葉さんじゃ……ない」
「……ええ」
「何故だと……思う?」
「……」
「ふふ、そう……そのものに対抗するチカラは、確かにニンゲンにはない……けれど、たかがその脈動、如何な超次元のものであろうと……こ、ここにいる以上は……その派生は、三次元に帰結する。晶葉さんが……池袋晶葉が、それに抗いきれない……その理由」
色素の薄い、不健康な肌。
プラチナブロンドの髪。
柔らかな金色の輝きを帯びる。
義眼は、仄緑に光っていた。
「まゆさんの道を通り、楓さんの右目を介し、晶葉さんの義骸を形代に……窮極の門が開く。も、もう一度……言います」
そして右手に持った信号銃を掲げ、ぽん、と放つ。
「楽しいうちに、帰ろ?」
[ホワイトナイトメア]白坂小梅+は、慈愛すら感じる笑みでそう言った。
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