34: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 02:47:18.82 ID:DOCYTEs60
広い病院だ。
廊下をしばらく歩いて行くと、行き止まりの壁が見えてきた。
雪歩「……あの」
貴音「角部屋です」
まだ、何も言っていないのに。
四条さんは不思議な人だ。普段から、こういうことがよくある。
貴音「そして、個室です」
菊地真――――。その名前だけの部屋。
四条さんが2回ノックをして、ドアを横にスライドさせた。
雪歩「……っ」
人工呼吸器をつけた真ちゃん。ベッドの奥には、心電図が映っている機械が置いてある。
真ちゃんと、繋がっている。
貴音「真、雪歩を連れて来ましたよ」
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