4: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:28:22.10 ID:DOCYTEs60
亜美ちゃんが抱きついてきたり、それを見たやよいちゃんが伊織ちゃんに抱きついたり。
私のためにみんなが開いてくれたパーティーは、とっても楽しかった。
でも――――いつまでも、楽しい時間は続かなかった。
5: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:29:17.85 ID:DOCYTEs60
私が、あの時「一緒に行くよ」と一言、言えたのなら。
千早「我那覇さん、この間の……」
6: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:30:08.54 ID:DOCYTEs60
ああ、神様。
私はどうなってもいいのに。
どうして私から、大切な人を奪おうとするんですか。
7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:32:01.31 ID:DOCYTEs60
雪歩「私の……せいだ」
響「えっ?」
8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:32:51.75 ID:DOCYTEs60
私は結局、その日からまともに活動が出来なくなった。
ドラマは、再び役決めのオーディションが開かれることになった。
駅売りのスポーツ新聞や芸能雑誌は、真ちゃんや私の写真と名前を頻繁に出している。
9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:33:25.37 ID:DOCYTEs60
病院には、まだ行けていない。
真ちゃんの眠る姿をみたら、今度こそおかしくなってしまいそうだった。
……私のせいなんだ。
10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:33:55.81 ID:DOCYTEs60
P「ただいま、雪歩」
雪歩「おかえりなさい」
11: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:34:41.54 ID:DOCYTEs60
テレビは、もう何日も見ていない。
真ちゃんが映るだけで、泣いてしまうから。
やよい「おつかれさまです」
12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:35:07.57 ID:DOCYTEs60
雪歩「おかえりなさい」
亜美「ただいま、ゆきぴょん」
13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:35:39.55 ID:DOCYTEs60
携帯が鳴った。
亜美「電話?」
14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/03/30(土) 01:36:17.21 ID:DOCYTEs60
亜美「お姫ちんが電話なんて、めずらしいね」
やよい「私もだけど、あんまり機械に強そうじゃないよね。貴音さん」
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