過去ログ - 上条「全力でバードウェイと付き合う」
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◆ZgrUZfIj..
[sage saga]
2013/03/30(土) 15:00:37.22 ID:qcNyNP1S0
上条「……意識し始めたらダメだ……」
上条当麻は同居人、インデックスとフロイラインが風呂に入っている間、腕を組み頭を傾げながら想いの人の攻略法を探していた。
まずぶち当たるのは価値観の違いと『魔術』と『科学』という大きな壁。
彼女……レイヴィニア=バードウェイは『明け色の日差し』という英国屈指の魔術組織を束ねる若きリーダーであり、上条は特殊な右手を持っているだけの普通の高校生だ。
そして魔術組織……『魔術』という事は学園都市に身を置いている上条とは敵対関係にあるはず。
実際、一端覧祭ではフロイライン=クロイトゥーネの件で衝突したし、あれから会っていないから会っても気まずいだろう。
そして何より、上条は世間体を気にしていた。
レイヴィニア=バードウェイは12歳くらいだ。つまり小学六年生、あるいは中学一年生だ。
高校一年生の上条はロリコン、という不名誉な勲章が授けられるかもしれない。
風呂場からは騒がしい二人の声がきこえてくるが、上条がいる部屋はとても静かだ。
カチカチ、と時計の針の音がきこえてくるぐらいに。
上条「くそ……でも実際、『ロリコン』とか関係ないよなぁ」
上条「ウチにも女の子はいるけど『ロリコン』なんて呼ばれた事ないし、大丈夫か!」
上条「でも不安だ……誰かに相談すっかなぁ」
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