過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/02(火) 12:56:30.25 ID:39kbGPuP0
次の日の朝――
恭也と銀時は朝の稽古に性を出していた。
といっても、撃ちこんでいるのは恭也であり銀時は構えもしないでひたすら恭也の市内を避け続けている。

恭也「ふっ…!はぁっ!!」ビュッ、バッ

銀さん「あー…ダリィ」ヒョイヒョイ

恭也「…はぁ、真面目にやって下さいよ銀さん」

銀さん「だって真面目にやってたら絶対『オラわくわくすっぞ』とかいって遠慮なくなって来るだろうが戦闘民族が。なにあの瞬間移動、道場剣術ってレベルじゃねーんだよ。昨日なんかなのはも瞬間移動かましてたし…」

恭也「それを避けてケーキ喰ってる銀さんに言われたくない!!ホントに我流なの!?」

銀さん「さぁねぇ…誰かに教わったのかもしれねぇけど、今はそれすら思い出せねぇ…こうしてうちこんでりゃいつかは戻って来るかと思ってたんだが…」

恭也「避けてるからだと思うんだけど」

美由希「あとそれバイトサボる口実にしようとしても無駄だから」ギラァ ガシッ

銀さん「あ、やっぱり?っていだだだだ取れる!!銀さんのふわもこヘアーが取れちゃううぅぅぅ!!!!」ギャアアァァァァァ



美由希「それで、本当なの?」

銀さん「あ?何が?」モグモグ

美由希「何勝手に商品食ってるのかなぁぁ」ガッ ギリギリギリ

銀さん「魔がさしたあァァァ!!!割れるもげる割れるもげるううぅぅ!!」

美由希「そりゃあ…あの子が瞬間移動したって話…」

銀さん「もうこれ、テンパってレベルじゃない頭の形だよね?つか何で暴力の後にそんな切なげな顔できんの?」

銀さん「…まぁ、ふとした拍子にだけどな。あん時調子もよさそうだったしな」ウソハイッテナイ…

美由希「多分、思い違いだとは思いたいんだ」

銀さん「…?」

美由希「父さんがね、うちの剣術を使って昔…結構危険な仕事をしていたんだって。私も恭也も、その為もあって…才能もあって剣術を磨いて来たんだ」

美由希「でも、なのはは違った…なのはには幸か不幸か、運動の才能は無かったんだ。それでもなのはは大事な家族だった…だけど、やっぱり昔のなのはには寂しい思いをいっぱいさせたんだと思う」

美由希「ある日、父さんが大怪我して帰ってきてね…あの時は、本当に一歩間違えれば死んでいたかもしれなかった。あの子は、普段泣かないのに…その時だけは大泣きしてた」

銀さん「……」

美由希「それからうちは、一切その仕事を引き受けなくなった。これ以上家族に心配を書けないように、これ以上なのはに寂しい思いをさせないように…」

美由希「なのはにも、同じような道を歩ませないように…」

銀さん「…けっ」

美由希「…!」

銀さん「人間が恐れる物は二つある、それは死と恥だ。死を乗り越えようなんてのは馬鹿がやる事だ。だが恥を乗り越えようとするやつを俺は笑わねぇ…俺はそう言う馬鹿が好きだ…あんたの親父さん、いまはどっちの馬鹿だと思うよ」

美由希「…はっ、あんた本当に記憶喪失なの?」

銀さん「さて、どうだかな?案外魂に染み付いたことだけは、覚えてるのかもしれねぇなぁ…前に記憶喪失になった時よりスッキリしてんだ」

美由希「…前にもなったことあるんかい!!」



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