過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/02(火) 21:53:02.56 ID:39kbGPuP0

そして夜、海鳴市の都心に落ちたジュエルシードの一つが輝きを増した。
 それに呼応するように躍り出た二つの小さい影、どちらも齢はおなじくらい。
 片や地を走る、高町なのはとユーノスクライア…
 片や宙に佇み、ジュエルシードの発動を待つ金髪の少女、そしてその使い魔たる長身の女性。

ユーノ「なのは、結界を張るよ!そしてあの子よりも先に封印を!こんなまちなかで発動されたら大変な事になる!」

なのは「わかった…!」

フェイト「…!」

宙でなのはと少女が交錯する。
そして、地ではユーノに飛びかかる長身の女性。
 しかし、なのはの味方は彼だけではなかった。

銀さん「ずぇあああぁぁ!!!」ガッ

アルフ「!!…ッう!!バリアで強化した木刀…!?あんた、一体…」

ユーノ「銀さん気をつけて、そいつは多分あの子の使い魔…あの子の魔翌力で作りだされた魔導生命体です!!」

銀さん「すげぇな魔法、俺も習おうかね…」イロイロジロジロ

アルフ「なっ…何いやらしい目で見てんだい!相手が何であろうと、何人であろうと…フェイトの邪魔はさせないよ!!」

 そう言うと女性の全身が濃い魔翌力に包まれて変形する。それは彼女の素体の性質を色濃く表した狼の姿だった。

銀さん「やっぱいいわ」

ユーノ「それ以前に教えませんから、なのはで手一杯です」

本当は銀さんに教えても色んな意味で碌な事にならないのが目に見えているからである。

アルフ「がうぅぅぅ!!」ガバァ

銀さん「でりゃあ!!」ブン

一方、なのはとフェイトは空を舞いながら互いの砲撃をぶつけ合っていた。
否、フェイトの回避性能は非常に高い。
しかしなのははより研ぎ澄ますような砲撃を、より正確にフェイトに向けて発射できるようになりつつあった。

フェイト(前より早いし、鋭い…!!)

なのは「教えてよ、この間は自己紹介できなかったけど…」キキッ

なのは「私なのは、高町なのは!聖祥大付属小学校三年生」

フェイト「ジュエルシードは諦めてって言った筈だよ」バシンッ

バルディッシュ『Size Form』

なのは「それなら…私の質問にも答えて、まだ名前も聞いてない!」


銀さん「よぉ姉ちゃん、何でジャガリコフーズを集めるんだ!いい加減答えやがれ!!」

アルフ「ジュエルシードだ!!そんなの、あんたらなんかに応える義理は無い!!」

銀さん「つれねぇ事言うなよ、目的は同じ…俺達は俺達で忙しいし強力出来りゃあ万々歳じゃねぇか」

アルフ「あんたたちみたいに、幸せな育ち方をしたアマちゃんに…手を出されたくないって言ってるんだ!!」

銀さん「アマちゃんねぇ…お座り!」

アルフ「わんっ…ハッ」パッ

銀さん「テメェも随分幸せに育ってきた見てぇだな?」ニヤニヤ

アルフ「あ、ん、たああぁぁぁぁぁ!!」ブチィ

銀さん「ほぉらほらどうした?全然当たらねぇぞ?」ヒョイヒョイドヤァ

アルフ「むきいぃぃぃぃ!!」

ユーノ「す、すごい…魔法も無しに使い魔と渡り合うなんて、何者なんだ彼は…」



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