過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/03(水) 08:04:55.82 ID:gMXFZPIN0
高町家に帰ったなのは達。
銀さんとユーノは同じ部屋で銀時の過去について話し合っていた。
自らの居場所を洗脳波によって奪い取ろうと企んだ機械の万事屋リーダー…坂田金時。
彼との戦いの中、自分と万事屋の仲間達は金時の頭が死に際に放つ膨大な洗脳波を抑え込んだ。

銀さん「だからな、結局どうやってこの世界に来たかは解らねぇんだ。金髪野郎の頭をブチ壊してからの記憶がすっぽり抜けててな?」

ユーノ「まさか銀さんが時空漂流者だったなんて…」

銀さん「あ?またややこしい単語出して来やがって…どういうこった?」

ユーノ「銀さん、前に世界は複数あるって事は言ったよね?きっと銀さんはその内の一つ…第97管理外世界とほぼ同じ歴史を歩みながら江戸時代に宇宙人の襲来した…そんな可能性上の世界から何かの衝撃で零れ落ちたんだ」

銀さん「あぁ、あれか…」

ユーノ「僕らが世界の渡航に使う魔翌力は元々は感情の生み出すエネルギーなんだ。そして銀さん達が直接浴びたのはその真逆のベクトル…記憶を失い自分の望むままの記憶を埋め込む催眠波…つまり、ベクトルは違えど魔翌力の塊だったんだ」

ユーノ「恐らくは、それと真逆の意思を持っていた銀さん達の魂とその金時ってロボットの膨大なアンチ魔翌力波がぶつかり合った衝撃で原始的な転位魔法が発動して…」

銀さん「俺と新八達は別の世界へ零れ落ちちまったって訳か…」

なのは「銀さん…」キィ…

銀さん「なのは?」

なのは「銀さん…ユーノくんと同じで、別の世界の人…だったんだ」

銀さん「まぁ、そう言う事になるな?」ボリボリ

なのは「思い出したからには、その・・・いつか帰っちゃうんだよね?」

銀さん「そうだな」

なのは「二度と、会えなくなるかもしれないんだよね?」

銀さん「そうかもな・・・」

 気まずい沈黙が、部屋の中に満ちる。

銀さん「心配すんなよ、なのは」ポム

なのは「にゃっ」

銀さん「俺がこの先何処に行こうが、俺がおまえの兄であることは代わりねぇ」ナデナデ

なのは「銀さん・・・っ」

銀さん「それにいない間ずっと元いた万事屋の家賃ちょろまかせてるしな」

なのは「それ、下手したらもう撤去されてるんじゃぁ・・・?」汗

ユーノ「それじゃあ、時空管理局に問い合わせを・・・」

銀さん「あぁ良いって・・・どうせ警察みたいなもんなんだろ?だったら知らせないで終わらせてからでもおそかねぇだろ?」

ユーノ「でも・・・」

銀さん「俺の事情で、おまえ等の願いを台無しにする気もねぇ・・・せめてこの以来が終わるまでは、おまえ等の兄貴でいさせてくれや」

なのは「銀さん・・・?」

銀さん「願い下げだと、思ってたんだがね・・・」ボリボリ



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