過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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[sage saga]
2013/04/07(日) 00:30:10.47 ID:eguoDIWg0
アースラ
アースラの艦橋に居る誰もが、局員の送った映像に目を奪われていた。
アースラにかつぎ込まれた銀時も、局員達に肩を組まれながら艦橋へと足を運び…映像を見て眼を見開いた。
そこに、時の庭園の奥底にあったのは…巨大な試験管に浮かぶフェイトによく似た少女の死体だった。
銀さん「こいつぁ…」
プレシア『私のアリシアに…近よらないでええぇぇぇ!!!!』バリバリバリバリ
管理局員『『『ぐああぁぁぁぁ!!!』』』』
雷撃の一発で管理局員達を沈黙させたプレシアは、開き直ったかのように不気味に笑ってモニターへと向き直った。
プレシア『ふふふ…ふふふふ…そうよ銀時、これがアリシアよ。私の本当の娘…フェイトは死んだアリシアの穴を埋めるために作られた魔導生命
尤も、とてもアリシアとは似ても似つかない偽物だったのだけれどね』
フェイト「そん…な……」
その映像を見て誰よりも驚いていたのは、なのはとアリサに両肩を担がれたフェイトだった。
自らの記憶、魂を構成する最も根本的な柱が破滅の音を立て始める。
プレシア『折角アリシアの記憶まで上げたのに、役に立ちもしない出来そこないのお人形』
エイミィ「4年前の事故でね――新型魔導炉の暴走事故…アリシアはそれに巻き込まれて……その後プレシアが行っていた研究は、使い魔を超えた人造生命の生成…そして、死者蘇生の技術…」
クロノ「記憶転写型特殊クローン技術…プロジェクトフェイト…」
プレシア『その通り…でも、失った者の代わりにはならなかった…これでも、貴方はその人形を私の家族と言い張れるのかしら?』
銀さん「…………」
プレシア『もう貴方は要らないわ…何処へなりと消えなさい!!』
プレシア『良い事を教えてあげるわ…フェイト、貴方が生まれてからずっと私…貴方の事が……』
プレシア『大嫌いだったのよ』
その言葉と共に、フェイトは崩れ落ちた。
身体だけではなく、その手から落ちたデバイスだけではなく、大切な何かが。
なのは「ふざけるんじゃないの…」
アリサ「なのは…」
なのは「それでもフェイトちゃんは、貴方を信じていたって言うのに…」
なのは「何で家族の思いを誰よりも受けている貴方がそれに気付けないの!!!」
プレシア『あぁ…これでようやく終わる!!アリシアの居ないこの世界も、人形を娘の代わりに愛でる苦しみも!!』
プレシア『そして私達は旅立つの…永遠の都、アルハザードへ!!!!取り戻すのよ、総てを!!!!!』
エイミィ「時の庭園に、複数の魔力反応!!…波動係数拡大、このままでは次元断層が…!!!!」
クロノ「忘却の都…アルハザード……禁断の技術が眠る土地…その秘術で無くした命を呼び戻そうとでも…!?」ダッ
クロノをはじめとした執務官達が出動する中、銀時はその場にあぐらをかいてユーノに問いかける。
銀さん「おい、この傷…魔法でどのくらいで治せる」
ユーノ「え…?」
銀さん「子供が罪を犯した時、世界で最も悲しみ憎んでやるのも親の責務なら
子供がいい事をした時、世界で最も喜び誉めてやるのが親の責務ってもんだ
あいつはまだ、フェイトを誉めてねぇ」
ユーノ「銀さん…このサークルの中で暫く待てば、また動けるくらいには回復します。決して、無茶はしないで下さい」キィン
なのは「行こう、ユーノくん…フェイトちゃんのお母さんを止めないと!!」
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