過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
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109: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:12:29.05 ID:AqaLWW9r0






「こんなところにいたの、まどか」

「あれ?ほむらちゃん、起こしちゃったかな」

「いえ、そんなことないわ……それにしても頭が痛い」


私が頭を押さえると、まどかはいつものようにえへへと笑った。
マミの家のベランダで二人で並んで夜風にあたる。


「ねえ。ほむらちゃん」

「なに?」

「本当にありがとう。私なんかの……違うね、私のために頑張ってくれて、嬉しかった。」


まどかのその言葉に私は、不覚にも涙ぐんでしまった。
まどかは、やっとわかってくれたのだ。自分が大切に思われていて、卑下することは相手を否定することで、つまりは自分を大切にしてほしいと私がずっと言い続けてきたことを。




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