過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
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45: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:23:22.38 ID:AqaLWW9r0
「おい、どうしたんだよ!大丈夫か!?」
「ええ、大丈夫よ。捨てたはずだった感情が戻ってきて――いえ、捨てきれていなかったことが分かって少し驚いているだけだから。それより、急ぎましょう」
46: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:23:53.40 ID:AqaLWW9r0
「ん?」
「どうしたの杏子、急いで!」
47: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:25:18.92 ID:AqaLWW9r0
ここまでが三話です。
続いて四話行きます
48: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:25:47.17 ID:AqaLWW9r0
杏子との念波を強制的に遮断して結界に入ってしまった。きっとみんな怒っているだろうが、それはここの魔獣を一人で一掃することで許してもらいたい。
それができる気はしたし、実際に半分ほどの魔獣はすでにキューブに変わっている。
魔獣たちの砲撃が一段落したところで、私は一度動きを止めた。
49: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:26:17.08 ID:AqaLWW9r0
次は駆動。
細かに、素早く。鳥ではなく昆虫のイメージで。
ジジジジと、背中の方から特有の音が聞こえ、体中が浮翌遊感に包まれる。
50: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:26:51.00 ID:AqaLWW9r0
「体が軽い」
まったく、暁美さんも人が悪い。
51: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:27:28.04 ID:AqaLWW9r0
それにしても楽しい。
私には戦闘狂の気はないし、魔獣との戦いも実を言えば怖かった。でも
52: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:27:58.22 ID:AqaLWW9r0
気付けば魔獣はその数を一割ほどに減らしていた。
今回の魔獣は平均よりずいぶん多かったといえるが、ここまでくればいつものあれで十分に一掃できる。
空中用の必殺技は、またあとで考えましょう。
53: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:28:31.44 ID:AqaLWW9r0
魔獣は爆煙に埋もれ、きっと残らず消滅しただろう。
私は銃器をすべて消して、達成感とともに地に降り立とうとした。
54: ◆YfJASHZQTM
2013/03/31(日) 17:30:27.61 ID:AqaLWW9r0
その時、浮かれた私の目を覚ますように、煙の中から一筋のビームが飛び出してきた。
撃ち漏らしがいた、という事実を認識する暇すらなく迫るビームに、私は全く反応できなかった。
ビームは一直線に私の魂――ソウルジェムめがけて飛んでくる。
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