過去ログ - ほむら「ワルプルギスの夜が来る」
↓ 1- 覧 板 20
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/31(日) 20:03:27.29 ID:AqaLWW9r0
「あなたがいない世界は、とても寂しかった。皆がいてくれたけど、それで満たされることはなかった」
「あなたがいる世界を見ているのはとてもつらかった。手を差し伸べてあげたくて仕方がなかった」
95: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:04:00.47 ID:AqaLWW9r0
96: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:04:35.05 ID:AqaLWW9r0
「まどか、これを」
「えへへ、ありがとう」
97: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:05:44.88 ID:AqaLWW9r0
しかしさやかはただ「まどか、まどか」と繰り返すばかりで返答は返ってこない。
代わりに答えたのはまどかだ。
98: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:06:22.07 ID:AqaLWW9r0
そういって、マミと杏子は笑った。
彼女たちに記憶が戻ったら、改めて謝らなければならないだろう。
しかし、今はそれどころではない。
99: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:06:57.86 ID:AqaLWW9r0
「例外?」
「…ほむらちゃん、私の願い覚えてる?
もちろん、魔女を消すこともそうだけれど『今日まで魔女とたたかってきたみんなを、希望を信じた魔法少女を、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいてほしい』それが、私の願いだった。
100: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:07:31.10 ID:AqaLWW9r0
宝石が砕ける音とともに現れたのは忌々しいあの姿。弱体化しているといっても恐怖はぬぐえない。
震える私の手に、まどかの手が重なった。
101: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:08:07.87 ID:AqaLWW9r0
その後の戦いはその壮絶さとは裏腹に危なげのないものだった。
102: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:08:48.95 ID:AqaLWW9r0
私とまどかは、背中合わせに弓を構えている。
普段とは逆の手で引く弓は、ひどく頼りなかったけれど、背中の温かさが不安消してくれた。
103: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:09:25.14 ID:AqaLWW9r0
104: ◆YfJASHZQTM[saga]
2013/03/31(日) 20:09:56.31 ID:AqaLWW9r0
「「「いろいろ迷惑かけてごめんなさい」」」
「えっ?ちょっと、あなた達なにをしているの!?
謝るのは私の方だわ」
161Res/83.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。