過去ログ - 上条「そこのおねーさん! お茶しない?」麦野「あん?」 2発目
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第4話「海」編
◆a14vyE9WwmzB
2013/05/16(木) 01:35:40.29 ID:/0a5dFzuo
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「……1つ、よろしいでしょうか?」
停滞した雰囲気の室内で、ポツリと対馬が発言を求めた。
「なんだ?」
「はい、その女の悪行についてです」
お、という風に駒場たちが顔を見合わせる。
確かにそれは興味のあった。
「…話してくれ」
「ありがとうございます。それでは、ざっくりとですが私たちの自己紹介をいたします」
そう言うと、対馬は縛られたまま軽く一同に礼をした。
「貴方がた『学園都市』の方は信じにくいかもしれませんが、私たちはいわゆる『オカルト』側の人間です」
「魔術師、って言ってたもんな」
駒場は軽く納得するように頷いたが、その他フレンダ含めた全員は怪訝そうな表情をした。
「オカルト…?」
「魔術師…?」
絹旗と婚后が同時に顔を見合わせて、首を傾げ、
「「……まっさかぁ!」」
異口同音で否定した。
「まぁ、その反応は当然でしょうし、信じていただかなくても結構です。いえ、信じない方が良いでしょう。
ただ、そういう考えもあり、そのオカルト側の人間にとって大切な『物』を、そこの女が盗んだのです」
「盗んだ、ね… 何を?」
当然の疑問を結標が発するが、対馬はゆっくりと首を振った。
「大変申し訳有りませんが、それを言うことは出来ません。もし言うならば、どんなことをしてでも貴女がたを処理しなければなりません」
「は〜ん、できもしないこ…「やります」」
ニヤケ顔で応えようとするフレンダを、対馬が強い口調で遮った。
「私たちが出来なくても、私の組織が必ず遂行します。絶対にです」
その静かに強い口調に、フレンダは茶化すこともせず押し黙った。
腐ってもフレンダは暗部の人間である。
影を走る者として、対馬の言葉に、底知れぬプレッシャーを感じたのだ。
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