過去ログ - 上条「そこのおねーさん! お茶しない?」麦野「あん?」 2発目
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[saga]
2013/04/03(水) 12:56:54.67 ID:lVbZd5rao
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「えぇと、まずはイチジクからよね……」
やけに広いトイレに篭り、便座に座って渡されたイチジク浣腸を食い入るように見つめる。
一瞬、なんで自分はこんな事をこんな所でしているのだろうか、と考えたが、慌てて頭をぶんぶんと振ってその考えを振り飛ばした。
「あの女には絶対に負けないんだから…!」
しかし、麦野があんな下品な女だとは思わなかった。
ちくしょう、アイツ、猫被りやがって…
耳を澄ますと、ドア1つ隔てた空間から、麦野と上条のギシギシアンアンの声が聞こえる。
「…昼前のセックスは気持ちよかったなぁ」
しみじみと呟く。
初体験が激痛しか記憶に無く、軽くトラウマになっていたため、流されるままにではあるが、あっさりとセカンドバージンを破り、しかもオーガスムスまで感じられたのは素直に嬉しい。
「…全部あの女の掌の上ってのが癪だけど」
上条のシェア提案は魅力的ではあったが、結局は麦野とガチンコで勝負しなければならない。
今はカラダの魅力では完全に負けているが、いずれ必ず麦野を追い越してみせる、と吹寄は固く心に誓っていた。
「その第一歩が、浣腸かぁ……」
イチジク浣腸の説明文をよく読む。
吹寄は浣腸の経験が一切無い。
というより、常に『腸まで生きて元気に働く乳酸菌入りヨーグルト』とか、『食物線維が通常の3倍の海草パン』などといった商品ばかり食べているので、基本的に便通は良い。
「けど、今日はまだ出てないのよね…」
起きぬけに拉致されて来たため、ゆっくりとトイレに座っている時間などなかった。
「最低10分は我慢すること、か……」
麦野のアナルセックスはどれくらいかかるだろうか?
しかし、躊躇すれば躊躇するだけ時間が掛かってしまい、確実に上条の体力と精力は削られることだろう。
「お、女は度胸!」
がさごそ、とビニールのフィルムを剥がし、元ネタとなった無花果型の容器を肛門に運ぶ。
「ふぅ〜〜… ふぅ〜〜……」
必要以上に何度も深呼吸を繰り返して、嘴口を恐る恐る肛門に突き刺した。
チクッ、
「ぁ痛ッ!」
イチジク浣腸の先は意外に鋭利である。
流石に傷が付くほどではないが、予想外の痛みに手が勝手にイチジク浣腸を握り潰してしまった。
ちゅぅぅぅ… と中の薬液が意思に反して直腸内に注入される。
「あ、やば……」
咄嗟に言葉が出たが、何がヤバイのか、吹寄はすぐに自分の身体で体験することになった。
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