19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/01(月) 22:02:35.96 ID:E6itSJ39o
ーーー昼休みーーー
付人「いい匂いがしますね」
男「昼休みだからな。弁当は無いけど」
付人「学生食堂という所に行くんですか?」
男「そうだよ」
付人「お母様の手作りお弁当は無いのですか?」
男「朝はバタバタしてて、持ってくるの忘れたんだよ」
付人「せっかく作っていただいてるのに、勿体ない」
付人「明日からは、余裕をもって起床しないといけませんね」
男「誰のせいだよ、まったく」
付人「なんですか?私のせいだと言いたいんですか?」
男「そうだよ。急に神様なんて押し付けられたせいだよ」
付人「押し付けたなんて、人聞きの悪い事を言わないでくださいよ」」
付人「ちゃんとした選考委員によって、選ばれているんですから!」
男「へー」
付人「まあ、今は信じなくてもいいでしょう」
男「なに、その余裕」
付人「約1週間後には、その選考委員の方々にお会いしますから」
男「へー」
付人「随分と悠長ですね。1週間で実力を付けないと、駄目なんですよ?」
男「うん、分かってる分かってる」
付人「ちなみに選考委員に認められない場合は、首になりますよ?」
男「神様を首になるなら、俺としては願ったり叶ったりだよ」
付人「言い直しますね。神様の首が飛びます」
男「言い回しが変わっただけじゃねーか」
付人「物理的に」
付人「まあ、私はお説教程度で済むのでいいんですけどね」
付人「やる気が無いなら強要するのもアレなんで、私は次に選ばれそうな人でも見に行くとしますかね」
男「ちょっと待て!」
付人「どうかしましたか?」
男「俺はまだ死にたくないんだけど」
付人「そんな事を私に言われても」
男「・・・・・・どうすればいいんだ?」
付人「やっとやる気になってくれたんですね!私は信じていましたよ」
男「神様が1番偉いんじゃなかったっけ?」
付人「正確にはまだ神様もどきですから」
付人「神様でもない、人間でもない。半端者ってことですね」
男「半端者のところは、本当に言う必要があったのか?」
付人「じゃあ未熟者ですね」
男「もういいや」
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