過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」2
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/04/08(月) 21:33:39.47 ID:EU6CbaqUo
P「……そんなことはない、またいつか会えるよ」
響「ほ、ほんとか?」
P「ああ。だって、メールで言ってくれたんだろ?
がんばれ、応援してるってさ」
P「それなら、今でもアリサさんは響のことを見てくれているはずだ。
きっとアリサさんは、自分のことを考えるより、響にもっと活躍してもらうことを願っているんだ」
響「……そうかな」
P「……たぶんな」
響「……」
P「……なぁ、響。どうして、それまでずっと連絡してなかったんだ?」
響「そ、それは──」
テクテク……
真美「あ、兄ちゃんにひびきんだ! おーい!」
千早「おはようございます、ふたりとも」
P「ん? ああ、真美! それに千早も……おはよう」
響「……えへへ、はいさーい!」
P「……」
* * *
P(二人と合流してからは、響はまたすぐ、いつもの調子に戻っていった)
P(友達のこと、気にはなるだろうけど……もう一生会えないなんてことは、ゼッタイにない。
もし仮に、その友達の身に何かあったとしたら、さすがに響にも連絡がいくだろうし……)
P(……響はもう、有名アイドルに足を踏み入れている最中だ。
今は本当に大切な時期だし、響には、夢を叶えるためにこれからも──)
P「……夢?」
P(響の夢、って……なんだ?)
P(トップアイドルになること? IA大賞を取ること?
もちろんそれもあるだろうけど……本当に、それだけか?)
P(……かつての貴音は、確固たる夢──使命を持っていたようだ。
それに千早も、将来的には世界で通用する歌手になりたいと言っていた。
響には何か、これだという目標は……トップアイドルになってやり遂げたい目標は、あるのだろうか)
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